現役大学生が高校生に伝えたい、受験が終わったら本当にやっておくべきこと【来年リベンジ編】

受験生たちがしのぎを削る大学入試。

しかし、中には必要な力を出しきれず、来年の再チャレンジを誓う生徒さんもいることでしょう。

そうは言うものの、受験が終わり4月からの浪人生活に備える約1カ月の間、やるべきことをしっかり教えてもらえることは稀。

  • 4月までなにをしていいかわからない
  • 「受験の結果にひどく落ち込んでしまい、なにもする気力が湧かない

という生徒さんも多いのではないでしょうか。

そこでここでは、浪人経験者の現役大学生が、浪人生活のスタート前にやっておくべきことをお伝えします。つい数年前まで浪人生だった大学生の生の声ですので、参考にしていただける部分も多いのではないかと思います。

まずは「ひとやすみ」

浪人前にやるべきこと

受験の時期は、毎日勉強に明け暮れ、なかなかゆっくりすることもできませんよね。
受験が終わったら、ほっと一息ついて、しっかり休みましょう。

自分をねぎらう

心も体もくたくたになる大学受験。それを最後までやり遂げただけで、本当にすごいことです。結果が納得いくものでなかったとしても、まずはがんばった自分をねぎらい、「おつかれ、自分!」と言ってあげてください。

遊ぶ、食べる、寝る!

受験生のときは、勉強に時間を取られたり、勉強していないときでも受験のことが頭に浮かんだりして、思いっきり好きなことをするのは難しかったのではないでしょうか。

受験が終わったら、浪人生活が始まる前のいまのうちに、目一杯遊んでおきましょう。好きなものをたくさん食べ、たくさん寝ましょう!このとき、「勉強していないこと」に対する罪悪感はさっぱり捨て去るのがポイントです。

運転免許を取りに行ってみる

浪人前にやるべきこと

遊び以外の気晴らしとしては、車の免許を取りに教習所に通うのもおすすめです。

勉強以外の新しいことに挑戦するのは気も紛れますし、なにより大学に入ってからだとまとまった時間を取るのが意外と難しいのです。実は、進学準備も大学の用事もない浪人前の時期というのは、免許を取るのに非常におすすめのタイミングです。

 

「ちょこちょこ勉強」が来年の合格を導く

ここまでは勉強以外のやるべきことをご紹介してきましたが、そうは言ってもやはり受験勉強の勘は失いたくないところ。この時期にちょこちょこと勉強して勉強の習慣を維持しておくことで、来年の受験の成功率がグッと上がります。

勉強法を見直す

浪人前にやるべきこと

浪人することを決めたら、やらなければならないのが今年度の反省です。数学ができなかった、やる気が出なかった、当日お腹が痛くなってしまったなどいろいろあるでしょう。

中でも、しっかりと振り返るべきは「自分の勉強法」です。なぜなら、受験で思うように結果が出なかった要因として、「自分に合った勉強法を見つけられず、非効率的な勉強を行ってしまった」可能性があるからです。

  • やみくもにたくさんの参考書に手を出してしまわなかったか?
  • 苦手科目の克服ばかり考えて、得意科目を伸ばしそこねてしまわなかったか?
  • 焦って難しい問題の対策ばかりをして、基礎を固めることを怠らなかったか?

など、自分の1年の取り組みを振り返ってみましょう。

POINT!
自分に合った息抜きの方法を確立するのもおすすめです。「自分はテレビを10分観るとリラックスできるらしい」「散歩をすると頭の中が整理されるなぁ」など、自分のご機嫌をとる練習をしてみてください。

来年度の目標と計画を立てる

浪人前にやるべきこと

4月からまた1年かけて再チャレンジをする皆さん。1年間、「なんとなく」で過ごしてしまってはリベンジを叶えることはできません。新しい1年間の目標と、大まかな計画を立てみましょう。

目標は「〇〇大学合格!」でも良いですが、できるだけ具体的にすることでイメージが湧き、叶えやすくなります。例えば、「国語60点以上・英語80点以上・数学50点以上で〇〇大学に合格する!」などと数字を入れて考えるのもおすすめです。

計画は、「夏までに全科目の基礎内容を固め、秋から実戦問題をたくさん解く」「7月の模試でA判定を取り、秋以降の模試ではA判定かつ上位30位以内に入る!」などと年間の単位で考えてみましょう。年間の計画が立つと、さらに月間の予定、毎日のやるべきことというように、やるべきことのイメージが湧いてきます。

塾や予備校の情報を集める

浪人する人の大半は、塾や予備校に通うことになるでしょう。早めにパンフレットなどを取り寄せたり、説明会に参加したりして情報を集めておきましょう。

どの予備校に行けば必ず合格する、というものでもありません。先生や先輩の口コミ、校舎の雰囲気などを見て決めてみてくださいね。

 

浪人経験者の大学生からメッセージ

浪人前にやるべきこと

ここまで、浪人生活スタート前にやっておくべきことをご紹介してきました。

再チャレンジを決意した生徒さんにとって、この時期は今年の受験勉強からも来年の受験勉強からも解放される、束の間の休息期間。一方で、思い通りにいかなかった受験結果と向き合わなければならない、非常にしんどい時期でもあります。

春から進学する友だちの話を聞いて、うらやましく思うときもあるかもしれません。目標を達成できなかった自分を責めてしまうときもあるかもしれません。

しかし、自分の夢をあきらめず再チャレンジを誓ったそのことを、どうか誇りに思ってほしいと思います。その選択を”正解”にするのは、ここからの1年間の自分自身。そして、そのために先生方には、ぜひ引き続き全力のサポートをしていただきたいと思います。

浪人生にとって母校は、「困ったときに相談に行ける」「不安なときに先生に会えると落ち着く」など、心のよりどころとなることも多いもの。生徒さんが顔を出した時には、勉強の内容面でも精神面でも、ぜひ強い支えとなってあげてください。