現役大学生が高校生に伝えたい、受験が終わったら本当にやっておくべきこと【新大学1年生編】

2018年2月27日

受験生たちが、それぞれの集大成をぶつける大学入試。真剣に取り組んできた生徒さんほど、いざ試験が終わるとなにをしていいかわからない…なんてことも。

しかし、大学に入る前のこの時期はとっても貴重。入学してからではなかなかできないことができるタイミングですし、一人暮らしを始める場合は家族と生活する最後の数週間となります。

そこでここでは、4月から大学1年生となる生徒さんに向けて、現役大学生の

  • 「これはやっておくべき!」
  • 「やっておけばよかった…」
  • 「高校生のみんなに伝えたい!」

を集めました。素敵な新生活のスタートに、ぜひ活かしていただければと思います。

感謝と思い出づくり、そして新たな目標を

長かった受験勉強が終わり、ほっとしている生徒さんも多いのではないでしょうか。受験後のいま、まずは周りの方に感謝を伝え、たくさん遊びながら、次なる目標に向かっていきましょう。

両親や先生に感謝を伝えよう

受験が終わったらやるべきこと

受験が終わってまずするべきこと…それは、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えること。

「受験は団体戦」と称されるように、受験は周囲の方々の支えがあってこそのもの。両親や先生に、しっかりとお礼を伝えることが大切です。

友だちと目一杯思い出づくりを

地元の友人とたくさん遊ぶのも重要なミッションです。

大学進学は高校までと違い、実家を出ていく人も多いもの。これからなかなか会えなくなってしまう友だちと、目一杯思い出づくりをしておきましょう。

大学での目標を立てる

受験が終わったらやるべきこと

実はこれが最も重要かもしれません。

大学と高校の最大の違いは、大学では自由の幅が大きく広がるということ。それゆえ、一生懸命勉強して入ったはずの大学でも、周りに流されて通わなくなってしまう…という人がたくさんいるのも事実です。

これまでの自分のがんばり、そして周りの方々のサポートを無駄にしないために、大学での目標を立ててみましょう。

おすすめは紙に書いてみることです。そうすることで、いまの思いが可視化され、入学後くじけそうになったときでも、それを見ることで初心を思い出すことができるでしょう。

本当に役に立った勉強とおすすめ本

続いては、よく高校生の皆さんからご質問いただく、「入学前にやっておくべき勉強・読んでおくべき本」をご紹介します。

絶対はずせない!やっておくべき英語の勉強

受験が終わったらやるべきこと

入学前に最もやっておきたい勉強は、なんといっても英語です。

受験勉強ではいやというほど繰り返す単語や文法の学習ですが、大学ではなかなか扱われることがなく、わかっている前提でどんどん難しい文章を読むことが求められます。

そこで、受験が終わったらもう一度英語の勉強をしておくのが絶対に正解!!
TOEIC英検など、目標を決めて問題集に取り組むのも良いでしょう。勉強をする「期間」と目標とする「点数」や「級」が明確になるので、こういったテストを目指すのはとてもおすすめです。

いま読むべきおすすめ本

先生方が生徒さんによく聞かれるのが、「いま読んでおいたほうがいい本は?」という質問ではないでしょうか?

そこで、現役大学生がおすすめする、「読んでおいてよかった本「読んでおけばよかった本」を4冊、ご紹介します。

◆橘玲『「読まなくてもいい本」の読書案内: 知の最前線を5日間で探検する』(筑摩書房)

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「読んでおくべき本」をご紹介と言いながら、いきなり「読まなくていい本」のご紹介です。

一口に本を読む!といっても、今では1億3000万冊もの書物があると言われています。だからこそ「なにを読めばいいのか?」という疑問に対して、「読まなくていい本を決めよう」と案内した本です。

内容は複雑系、進化論、功利主義などの5つのテーマからなっており、「現在の学問の見取り図」がわかるようになっています。大学で学ぶ前に、理文問わず「学問の体系」に触れられる本です。(東京大学・男性)

 

◆戸田山和久『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』(NHKブックス)

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大学に入ると、結構早いうちからレポートや論文を書く機会が与えられます。でも、「どんな構成で書けばいいの?」「参考文献ってどう書くの?」と疑問は尽きないもの。

そうなる前におすすめなのが、論文の書き方を教えてくれる本書『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』。「作文ヘタ夫君」なるキャラクターが登場するなど、楽しみながら学ぶことができます。

この本を読んでからは、慣れなかったレポートもかなりスムーズに書くことができるようになりました。私は入学してから読みましたが、入学前に読んでおけばよりよかったなと思っています。(東京大学・女性)

 

◆佐藤航陽『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(幻冬舎)

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大学生になると一気に身近になる、お金や経済のことを学べるおすすめ本。

仮想通貨やフィンテックという言葉が流行っていますが、「そもそも最近の新しい経済のルールって、なんだろう?」という部分を解説しています。

大学生になると、より「お金」や「価値」を意識することが増えるはず。その前にお金の実態や、どういうところに価値が生まれるのかを知っておくことはとても重要だと思います。(東京大学・男性)

 

◆J. K. ローリング『ハリー・ポッター』シリーズ[英語]

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先ほどご紹介したように、大学入学前には英語をしっかり勉強しておきたいところ。TOEICや英検の勉強をする以外にも、英語で読書をするというのもおすすめです。

どんな本でも良いと思いますが、すでに日本語で本を読んだことがあったり、映画で観てあらすじを知っていたりすれば、よりとっつきやすいのではないでしょうか。その一つとして、多くの方が知っている『ハリー・ポッター』シリーズがおすすめです。

大学に入っても英語が必要になるので、英語の勉強の一環として好きな本を英語で読んでみるというのもおもしろいと思います。(早稲田大学・男性)

パワポやワードの使い方をマスターすべし!

受験が終わったらやるべきこと

勉強は学校の科目にあるようなものだけではありません。もう一つ、受験が終わったらやっておくべきおすすめは「パソコンスキル」をつけることです。

大学では、レポートをワード文書で書いたり、プレゼン資料をパワーポイントで作ったりといったことが日常的に求められます。もちろんすでにこうしたものに親しみのある生徒さんも多いと思いますが、あまり慣れていないという場合はひととおり使えるようにしておくのがおすすめです。

現役大学生からメッセージ

ここまで、受験が終わったら大学に入る前にやっておくべきことをご紹介してきました。

4月からの新生活に胸をふくらませている生徒さんもいれば、大学に入ることに不安を抱えている生徒さんもいるかもしれません。

大学では、高校まででは思いもよらなかったような幅広い学問分野に触れたり、これまで会ったことのないような人にたくさん会ったりすることができます。「新しい」「初めて」ということは不安な気持ちにもなりますが、想像以上におもしろい世界が待ち受けているということを、素直に楽しみにしていてほしいと思います。

先生方には、生徒さんが大学においてより良いスタートを切ることができるよう、今回ご紹介したことなども交えてご指導いただけたらと思います。