今すぐやめるべき?東大生が選ぶ6つのNG勉強法とは

2018年3月8日

勉強計画を立てさせると、色ペンを使い分けながら、分単位でびっしりと埋まったスケジュールを書き始める生徒さん。

先生方も「この子の勉強法、間違ってるんじゃないか…」と感じるのではないでしょうか?

勉強法とは、いつの時代も中高生、そして教える先生方の頭を悩ませるものだと思います。
少しでも力になれればと思い、Cast lab.(キャストラボ)編集部では難関大生が取り組んだ勉強法をご紹介してきました。
一方で、勉強法は人それぞれに向き不向きがあるので、自分自身で色々と試し、「これだ!」というものに出会う必要があります。

ですが勉強法のなかで、「これはやって後悔した…」というものは、どの生徒さんにとっても共通かもしれない。
そこで今回は難関大生の声を集め、やらないほうがいいNG勉強法を集めてみました。どの勉強法も、今すぐ生徒さんに間違ってやっていないか確認してほしいものばかりです。ぜひご覧ください。

参考書編

【NG①】何冊もの参考書に手を出してしまう

「英単語帳を5冊も使ってしまったがどれも一周できなかった」(4年・女子)など、NG勉強法としてあげる声が多かったのが、一周せずに何冊もの参考書に手を出してしまうことです。

「この参考書で実力がつくのか不安…」と考え、手当たり次第の参考書に手を出してしまう生徒さんは少なくないのではないでしょうか?

【NG②】難しい参考書一周に時間がかかりすぎ

せっかく参考書や単語帳を絞ったはいいものの、一周するのにとても時間がかかってしまい、二周目には忘れている…なんてこともあります。これは特に受験生になったときにありがちです。

これは受験を意識して参考書を決める時に、ついつい難しめの参考書に手を出してしまい、解いてみると結局全然予定通りに進まない、という選択ミスが起こりやすいからです。
「物理はセンターレベルもしっかりしていない実力だったが、二次試験にも対応するレベルの参考書を高3の4月に始めてしまい、解答とにらめっこが続いた」(3年・男子)という大学生もいました。これは非常に勿体無いことですね。

【NG③】参考書をフィーリングだけで選んでしまう

本屋に行けば無数にある参考書。立ち読みして比べるだけでは、どの参考書が自分の実力や性格にあっているかよくわからず、結局は勘で選ぶことも多いと思います。

もちろんそれがうまくいく場合もありますが、「表紙に惹かれて買ったら使いづらかった」(1年・男子)などと後悔した経験のある大学生も少なからずいます。

NG克服ポイント【参考書】

まず一番大事なのは、選んだ参考書をやりきることです。特に英単語や古文単語はどの単語帳でも本質的な内容の差はあまりないと思いますので、なるべく早いうち(高1〜高2)に決めてやりきることが一番でしょう。

そしてしっかり一周するために、「そこまで難しくなさそう」という参考書を選ぶことも時に大事なのではないでしょうか。また参考書を選ぶときは、「いつ、どのように使うのか、目標の生成機はどれくらいか」などの想定シーンをイメージして先生や先輩にどの参考書がいいか聞くという準備を効率よくすることが必要だと思います。

中高生はついつい背伸びしてしまいがちなので、「もっとレベルの高い問題も含めてやりたい」と思う生徒さんも多いと思いますが、受験を経た大学生としてはまずはしっかりと基礎を固めることの大切さをひしひしと感じています。ぜひ先生方からも、大学生からのアドバイスとして伝えてみてください。

NG勉強法 克服チェックリスト

  1. 早めに参考書を選び、やりきる
  2. 難しそう…と気持ちが引いてしまう参考書は最初は選ばない
  3. 参考書を決めるときは、イメージを基に先生や先輩に相談

日々の学習編

【NG④】勉強時間やその計画が目的になってしまう

「気合を入れて事細かに勉強計画を作ったのに、まったくそのとおりにできず挫折…いま振り返ると、計画を作ることが目的化していたなと思います」(4年・女子)など、計画をが目的になってしまうという失敗もありました。

もちろん、「毎日◯時間勉強」という目標を立て、1ヶ月、1週間、1日…と学習計画を立てるのは、勉強の習慣をつけるためには大事なことです。しっかりとした勉強時間を積み重ねることができれば、のちの受験本番などにおいて、自分にとっても自信となります。

一方で、今日は「教科書を読んでいただけだけど、4時間やったからよし!」などと、時間だけでその日の学習成果を評価するのは、あまりよくないという声がありました。特に連続して長時間やることが偉い、と生徒さんが思っている場合、効率の面などから注意が必要です。

また勉強時間の目標を達成するために、勉強計画の準備に時間をかけすぎるのも本末転倒です。これは時間配分だけでなく、参考書選びの時間なども当てはまります。

【NG⑤】ノートを綺麗にまとめすぎ

勉強において、「自分だけの参考書」となり復習に大活躍なノート。自分にとって覚えやすい・理解しやすい形でまとめるのはとても大切です。

ただ一方で、ノートを綺麗に書くことは必ずしも不可欠な条件ではありません。色分けやふせんなどを使いこなすのも大事ですが、「色とりどりのペンで教科書の内容をノートにまとめていたら、それで満足してしまい結局ほとんど読み返さず終わってしまった」(大学4年・女子)など、これも本末転倒になってしまう恐れがあります。

特に最近ではSNSにノートをあげる、というのも一部で流行しているようです。これには「お互いに報告し合うことで勉強のモチベーションになる」という側面もありますが、「ノートは誰に見られるものでもなく、自分にとってわかりやすければいい」という割り切りも必要かもしれません。

【NG⑥】インプットばかり重視し、問題を解かない

インプットを重視して問題演習がおろそかな状態。これは受験勉強を始めた初期にありがちなものです。

「まだ範囲が終わっていないから、と教科書や参考書でのインプットに重心を置いていたら、演習する時間が取れず、秋になっても結局どうやっても問題をとけばいいのかわからなかった」(2年・男子)という受験生の声もある通り、実際に問題を解くことを怠ると良い結果は出ません。
特に理科・社会などはつい対策が遅れがちになってしまい、まとめノートなどにばかり精を出してしまう人も少なくありません。

NG克服ポイント【日々の学習】

まず日々の学習でもっとも大切なのは、タスクを明確にすることです。おおよその計画と進捗を見比べて、ノートの整理から問題演習まで、その日にやるべき内容を明確化します。

この時に勉強の内容や質のバランスを心がけられるとよいと思います。具体的には得意科目と苦手科目、インプットとアウトプット、予習と復習などです。得意不得意については、どちらをメインとして扱っているのかを明確に意識することが大切です。またアウトプットの時間を取る意識と、復習をおろそかにしないという意識は薄れがちなので、毎日言い聞かすようにするべきだと思います。

 

NG勉強法 克服チェックリスト

  1. タスクを明確にする
  2. アウトプットに時間をしっかり取る意識
  3. 復習をおろそかにしない・溜めない

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?
先生方にとっては聞いたことあるもの・感じたことあるものも多かったかもしれません。
一方で、最近まで高校生だった大学生だからこそ、生徒さんに伝えることができるものもあるのではないでしょうか。

上記の勉強法も含めて、難関大生が自分の勉強法や経験をアドバイスしながら、中高生が「自分にあった」×「効率が上がる」勉強を発見するプログラム、My勉強法“発見”プログラムをご用意しております。

 

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