保護者面談お役立ち情報!〜生徒・保護者が満足できる面談のために〜

2018年3月31日

はじめに

先生方の関心ごとの一つに保護者面談があると思います。保護者面談では生徒さんの進路や普段の生活の様子といった重要な内容を保護者の方にお話するため、難しい面・困る面などがあるのではないかと思っています。

そこでここではインターネットから、私の興味を引き、かつ先生方の役にも立ち得ると考える保護者面談についてのお役立ち情報を集めてきました。主に「進路指導」「生活の様子」の2つに分けてリサーチした情報を紹介していきます。

進路指導について

進路指導について興味深かったお役立ち情報としては、

①過去の卒業生の成績推移や進学先等のデータ提示
②志望校とのギャップを客観的に捉え、主観的にアドバイスをする

といったものがありました。以下、それぞれ詳述していきます。

①過去の卒業生の成績推移や進学先等のデータ提示

まだ受験を意識していない段階の生徒さんや保護者の方から多く寄せられる質問に、

「今の成績でどのような大学に進めるのか」

といったものがあります。進路に対する意識は早い段階で持っていた方がよいのは間違いないですが、特に入学したばかりの1年生などは大学についての情報も十分に持っておらず学内・学外の模試を受けても自らの位置を把握するのが難しいでしょう。 そこで、

「同じくらいの成績だった先輩がどのような大学に進学したのか」
「その先輩は合格までどのように成績が伸びていったのか」

というデータを提示してあげることで、漠然とでも将来の進路を考えるきっかけとなったり今後の勉強方針を立てたりすることもできるでしょう。学校によっては上述したような資料が多年度にわたって保管されているところもあると思いますのでそれらを利用するとよいかもしれません。

②志望校とのギャップを客観的に捉え、主観的にアドバイスをする

受験を見据えた生徒さん、受験が近づいている生徒さんとその保護者にとっては自分の成績と志望大学とのギャップが気になるところでしょう。そのため先生方が生徒さんの成績と志望校とのギャップを適切に把握し、

「合格するにはあと〇〇点必要だ」
「この科目を伸ばす必要がある」

といった客観的意見を伝えることがまず第一に重要と思われます。

しかし、模試の判定や勉強や進学に熱心な保護者の増加によって、客観的に見ることのできるギャップは生徒さんや保護者も十分に把握しているケースも多いとのことでした。そこで、先生方がご自身の経験や先生だからこそ知っている情報を基にしながら、ギャップの乗り越え方についての主観的アドバイスができると、保護者面談が生み出す効用を最大化することができ、生徒さん・保護者のいずれにも満足してもらえる面談とすることができるのではないでしょうか。

具体的には

「大学の出題傾向に合わせて〇〇の分野を重点的にやろう」
「〇〇大学の形式なら十分対応できる」
「ノートの取り方を〇〇するとさらに成績が伸びる」

といったものです。

生活の様子について

私が興味を惹かれたのは次の3つでした。

①友人名など具体的な情報を伝える
②家庭内など学校以外での様子を聞き出す
③保護者に共感する

それではそれぞれについて述べていきます。

①友人名など具体的な情報を伝える

当然ではありますが保護者は学校での様子を知らないため、生徒さんが学校でどのような生活をしているのか心配しています。そこで、よくいる友人の名前を出すなどすると保護者自身が生徒本人から聞いている友人の名前と一致して安心するというケースも多いとのことでした。その他、委員会やクラブ活動のようすなども詳細にお話しできるとベターかもしれません。

②家庭内など学校以外での様子を聞き出す

①とは逆に、先生方は生徒さんの家庭内の様子を知ることができません。しかし、例えば親や兄弟姉妹との関係が生徒さんの学校生活や学習の様子に強く影響を与えていることも多いとのことで、先生方が生徒さんの家庭内での様子をできる限り把握しておくことは重要と思われます。デリケートな面も多分に含んでいるので、保護者との信頼関係を構築しつつ徐々に引き出していけるとよさそうです。

③保護者に共感する

進路や成績、普段の生活については生徒以上に保護者の方の方がナーバスになっているケースが多いです。とあるサイトでは「保護者も生徒と同じく思春期である」と表現されていました。そのため保護者から話を聞き出す際には、生徒から話を聞くのと同様にまずは保護者に「共感」の言葉をかけて信頼してもらうことが有用となってくるのではないでしょうか。そうすることで生徒さんについてや、進路に対する保護者の想いなどをより明確に聞き出すことができるでしょう。

まとめ

以上、保護者面談に関するお役立ち情報を紹介しました。これらをまとめると次の二点のようになります。

・進路面では客観的な意見を提示しつつ、先生方の主観による部分を重要視する
・保護者・先生のお互いが互いに知りえなかった情報を聞くことができる場にする

この記事が先生方にとって少しでも先生方のお役に立てると幸いです。

 

参考文献

保護者との面談、教員が気を付けるポイントは? 私学と教員志望者を結ぶ採用情報配信 T-POST(http://www.tpost.jp/mendan-point/)
三者面談に臨む教員に必要な5つの心構え 教員ステーション (http://www.kyoushi.jp/entries/3091)
保護者面談で気を付けたい3つのポイント 塾講師ステーション情報局 (https://www.juku.st/info/entry/1648)
これで大丈夫!”保護者の”思春期を知って面談を成功させよう! 塾講師ステーション情報局 (https://www.juku.st/info/entry/1495)
三者面談までにすべきことは ベネッセ教育情報サイト (http://benesse.jp/juken/201710/20171020-1.html)