5分の4の生徒さんが推薦で大学に行く環境において、一般入試で早稲田に合格した元キャストの心構えとは?【推薦と一般(一般入試編)】

2017年11月23日

推薦入試と一般入試。

今まで足並みをそろえて勉強していた受験生は、この時期になると、
入学する大学が決まった生徒さんと受験勉強を続けている生徒さんとで二分されます。

前回は、推薦入試で大学に入学した某キャストのTさんに、推薦が決まってからの気持ちや大学入学までの過ごし方についてインタビューしました。

『後ろめたさ』?!今だから言える推薦生のホンネー指定校推薦を受けてから大学に行くまでー【推薦と一般(推薦入試編)】

今回は、学年の5分の1しか一般受験をされる生徒さんがいない高校で一般受験をされて、早稲田大学に合格した元キャストのAさんに、

  • 推薦入試の生徒さんについてどう思っていたか
  • ほとんどの同級生が自分より先に進路が決まっていく中でどのように受験を乗り切ったか

などのエピソードをインタビューしました!

学年の5分の1、クラスの4分の1しか一般受験をしない環境

ーー早速ですが、Aさんの学校は推薦と一般の比率はどのくらいだったんですか?

全学年で約100人生徒がいて、推薦はざっと80人位でしたかね…比率としては4:1くらいですかね

 

ーーかなり推薦が多いですね!

私が通っていた高校は、全体の30人位が中学校からの内部進学生で、その生徒たちは、ほぼ短大や専門学校への受験や推薦で進路が決まりました。
高校から入学した所謂高入生は皆大学受験を考えていましたが、附属大学への推薦が圧倒的に多かったですね。私は、その高入生の文系クラスだったのですが、クラスの40人中30人は附属大学への推薦でした…

 

ーーそんな中で、11月の高校三年生の雰囲気はいかがでしたか?

一般受験を考えている生徒たちは、他の学校さんと同じよう受験勉強真っ只中でしたが、
推薦受験の生徒は12月の試験を控えて、推薦枠で漏れないよう情報戦が繰り広げられていました(笑)

 

ーー1学部ごとの推薦枠が定員オーバーすると、原則成績の良い生徒さんから順に合格していくんですよね。
なので推薦受験の生徒さんは、自分が合格するために、どの学部にどのくらいの成績の生徒さんが希望を出しているかなど、情報戦に必死なんですよね…

そうなんです。先生も、
「推薦申請した生徒全員が合格するわけではない」
と仰っていたので、皆必死でした。

でも私は一般受験生としてその点を含めてもやもやしていて…

推薦入試の生徒さんに対する心のわだかまりーそれをどう乗り越えたか?ー

ーーもやもや、と言いますと?

クラス皆、三年生の夏くらいまでは、「附属大学よりもいい大学に行きたい!」って言ってたのになあって。
推薦の生徒には、自分で考え抜いて推薦制度を用いると決めた生徒ももちろんいて、そのような生徒が推薦制度を用いることに関してはもやもやはなかったんです。
ただ、どの学部でもいいから大学に行ければいいやって言って、情報戦を制した子が良い大学行くってのは、それはどうなのって。

 

ーー確かに、一つの大学を目指して必死に受験勉強している立場からすると、もやもやはありますよね…

そうですね…しかも蓋を開けてみたら附属大学への推薦の生徒は全員合格されていて。全員合格しないんじゃなかったのっていう。そのことは少し落ち込みましたが、私はこの子達には負けたくない、この子達よりいい大学に行きたいって思って受験勉強してました(笑)

学校の中だけを見ると推薦入試の生徒さんが多いですが、学校の先生から、
「この学校にいると一般受験がマイノリティのように思えるが、世の中そうではない」
と言っていただいたこともあり、学校の外で勉強したり、受験雑誌を読むなどして、外の世界と触れることに努めていました。

先生の手厚い対応ーこの出来事を私は忘れないー

ーー先生のその一言、大きいですね…!
学校の先生はどのように接してくださいましたか?

私が通っていた高校は一般受験をする生徒さんが少ないこともあって、先生は1対1で手厚く対応してくださいました。授業も私たち一般受験生の足並みに合わせて進めてくださいました。

私は日本史が苦手だったのて、日本史はセンター60~70点を目指せば良いかなと思っていました。そのことを先生に伝えると、
「そんなん早稲田に行きたい子が持つ目標じゃない!」
とガチ切れされまして(汗)

自分よりも勉強していない推薦の子がすんなりと大学に行けて、一方私は、受験の結果として推薦の生徒よりも偏差値の低い大学に行くことになるかもしれなくて、加えて先生から切れられて…。正直、なんで私ばっかりこんな目に合わなくちゃいけないんだろうって思いました。

ただ、今になって考えてみると、先生は、私の気持ちが周りの環境によって揺れていることが分かっていたと思うんです。
その上で、
「周りのことばかり気にしていても前には進めない。その子達はその子達、自分は自分と考えて、自分が目指す目標について妥協するんじゃない!」
と私を後押ししてくださったのだと思います。

 

ーー先生の言葉が良いように働いて今のAさんがあるのですね…

そうですね、すごく印象に残っています。
また、推薦の生徒も、一般受験の生徒のこと気遣って、私たちが勉強しやすいような環境にしてくれていたと思います。

私は高校三年生の時に学級委員をしていました。
学級委員の仕事の一つとして、”朝にクラスの点呼を取る”というのがあったんですね。
しかし受験を間近に控えたこの季節、私は点呼を取る約三分間でさえ時間が惜しかったんです。

そんな時、推薦入試で大学に進学することが決まったもう一人の学級委員が、私の気持ちを汲んでくれたのか、私の分まで点呼の仕事をしてくれて。
私の受験が終わるまでその仕事を全て代わってくれました。その配慮が私にとって、とても有難かったです。

ベストを尽くした失敗なら納得できるー決めた目標へ全力でー

ーー学校の皆さんの支えがあって、受験勉強が成り立っていたんですね。
最後に、受験を控えた高校生に向けて一言お願いします!

「今、楽をしたいから」
という理由で、目標を下げると後悔します。

失敗しても、自分が出来る限りのことをした上での失敗なら納得できると思うんです。
なので、今の段階で自分の上限を自分で決めてしまうのはあまりにもったいないと思います。

大学受験はゴールというより、人生の頑張りポイントの一つです。
推薦でも一般でも、自分がやりたい事を見据えて考え抜いて決めた道筋で、
出来る限りの努力をしてほしいと思います。

応援しています!

 

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いかがでしたか?

Aさんは周りの環境に打ち勝ち、早稲田大学に合格されたんですね。

私たちは他にも、高校時代に学年で下から4番目だった落ちこぼれ学生が早稲田大学に現役合格するまでの物語もインタビューしています!こちらも併せてご覧ください。

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