受験勉強を活かした“受験後の過ごし方”とは?【日本史旅行編】

2018年1月15日

だんだんと進路が決まった生徒さんも増えてくるこの時期。受験勉強から解放されて遊びたい!という生徒さんの気持ちも理解できる一方で、大学入学までを有意義に過ごして欲しい、と考えている先生方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、大学合格後に「日本史ゆかりの地を巡る京都ひとり旅」を実行した現役大学生Kさんにインタビューしました!

Kさんが「受験直後から大学入学までの時期だからこそやるべき!」と考えたこととは、そしてその理由とは?

あらゆるところで日本史の知識が大活躍!

受験後の過ごし方

——Kさんはそもそもどのような受験勉強をされていたんですか?

私は私立文系志望で日本史選択でした。受験期はひたすら日本史の知識を詰め込みながら、「写真だけじゃなくて、本物を見てみたいなぁ」と思っていました。
受験が2月中旬に終わってあとは結果発表を待つだけ、という時期に春休みの過ごし方を考えていて、「そうだ、せっかくだし京都に行こう!」と思い立ちました。

——どうして今しかない、と思ったのですか?

大学では法学部に進む予定だったので、日本史の知識が一番豊富なのは今だ!と思いました。
今でも歴史は好きですが、やはり毎日教科書や資料集を読み込んでいた受験期の方が細かい知識はあったと感じているので、あの時に行って正解だったと思います。

——実際に京都に行かれて、どう感じましたか?

本当に感動しました!修学旅行で行ったときと比べても、お寺を見た時のテンションからまるで違います。特に楽しかったのは平等院鳳凰堂です。以前行った時は「十円玉だ〜」程度の感想しか持てませんでしたが、その造りや池の様子から、藤原頼通が夢に見た極楽浄土が再現されているのではないかと思いを馳せて巡ることができました。それに仏像にも感動しました!

——お寺そのものだけでなく、仏像にも、ですか?

そうなんです。平等院鳳凰堂の中には雲中供養菩薩像という、楽器を奏でたり踊ったりしている像があります。資料集で写真を見たことはあったのですが、実際に展示されている仏像を見て、楽器に添えた手まで彫られているその緻密さと、52体も並ぶ壮観さに圧倒されました。これは知識があるからこその発見や感動だったと思います。お寺や仏像を見るたびに、「これ資料集に載ってた!」「過去問で見たことある!」と、本当に大興奮でしたから(笑)

Kさんが訪れた平等院鳳凰堂

“ひとり旅”も、この時期だからこその価値が?

——とても魅力的な旅行ですね。ただ、どうして1人での旅行を選ばれたのですか?

これも私にとってのチャレンジでした。いつも周囲の人に任せきりな部分があり、受験も先生や両親に支えてもらってばかりだったので、大学入学までに一度自分の殻を破ってみたい、と思っていました。

——ひとりで旅行することには、チャレンジも込められていたのですね。

そうですね。実際に旅行へ行くと、自力で電車や宿を調べて予約することから予想以上に戸惑いました。ただ同時に自分が「本当にしたい旅行」を一番考えて、実際に行動できたと思います。
大学に入ると自分の責任で選択する、という機会が一気に増えた
と思います。あの旅行で「誰に相談しても、決めるのは自分」という経験がたくさんできたのはとても良かったです。

——選択を通して、自信を深めていくことができたと。

そうですね。それに、旅行中にいろんな人と話せたことも本当に良かったです。同じようにひとり旅をしている方と寺社を回ったり、電車内で家族連れの方と話したりする機会もありました。それにイギリス人や韓国人など、海外から来た方と英語で話す場面もありました。こうやって偶然の出会いを楽しむことができる、ということも私にとっては大きな発見でした。人間的にもいろんな経験ができましたね。

——ありがとうございます。では最後に高校生になにか伝えたいことはありますか?

受験が終わったら、受験勉強で得た知識を生の体験と結びつけてみて欲しいです。
今まで文章や写真でしか知らなかったことを実際に目にしてみると、意外な発見がたくさんあります。ぜひ今しかできない経験をして、大学生になって欲しいな、と思います!

受験後の過ごし方

いかかでしたか?

このような旅行以外にも、受験勉強のために得た知識があるからこそ楽しめる過ごし方もあると思います。生徒さんだけではなかなか気づかない部分でもあると思うので、ぜひ先生方からアドバイスしてあげてみてください。

また「大学入学までの過ごし方」を一枚のシートにまとめた、「大学入学までのロードマップ」も公開しています。ぜひこちらもご覧ください!

受験後の時期を有意義に過ごすために!「大学入学までのロードマップ」のご紹介